これまでの乾電池にはない色調やバッケージデザインは、そうした水田氏の想いが詰まったものだった。
だが、エネループで提案したデザインは、これまでの乾電池にないものだっただけに、社内では反対の声が出た。上長からも、約2時間に渡って説明を求められた。
その時、水田氏は自らの想いを伝えた。
「三洋電機のデザインは、クールで、格好いいという印象を多くの人に与えたい。そのためにはこの挑戦は必要である。このデザインには自信がある。私を信じてやらせてほしい」
評判が悪かったときには、すぐにパッケージデザインを変更するという条件で、三洋電機はエネループのパッケージデザインは、他社とは大きく異なるイメージを打ち出す形で作られることになった。
市場では、新たな乾電池という印象を感じさせるパッケージとして、このデザインが受け入れられたのは周知の通り。そして、そのパッケージデザインは、6年後の今でも継承されているのだ。
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家電Watch:大河原克行の「白物家電 業界展望」三洋電機がみせるエネループのデザインへのこだわり http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/ohkawara/20111101_487731.html |